●BPV染色液
生乳をバルクから工場への出荷時の顕微鏡検査の際、使用する染色液
- 染色への乾燥が不要で水洗時に試料の脱落が殆どない
- 水洗も粗水洗でOK
- オペレーターの目の疲れも考慮し、細菌は青色、多形核細胞は淡青白色として識別がより鮮明
- 塗抹から鏡検終了まで3分間程と極めてスピーディ
【BPV染色法】
- 検査生乳を十分に振とうする
- ピペットにより10μ(0.01ml)を採る
- 誘導版(正方形)上のスライドグラスに吹き出す
- 塗抹ヘラにてなぞり、誘導版に合わせる
- 50℃ホットプレートに45秒乾燥させる
- BPV染色液に浸漬
- 粗水洗をする
- 本水洗い(流水でOK)
- キムワイプ等で水滴を拭う
- 55℃~60℃で50秒程乾燥させる
- 顕微鏡により鏡検を行う 塗抹から鏡検終了まで3分間程