7月14日に帯広畜産大学にて獣医学部4年生を対象に獣医公衆衛生学の実習講義を行いました。学生の皆さんに「乳業工場の検査室長」になったつもりで、受け入れる生乳の検査の実習をしました。次に、体細胞の種類や乳房炎による生乳のpH変化等を確認する実験を行いました。自らの手で実験を行う事によって、pHの変化をより実感して頂いたのではないかと思います。最後に抗生物質迅速法ミルクドクターを使用しての生乳中に抗生物質の混入の確認を行いました。皆さんはとても真剣に受講され、核心に迫る質問も沢山ありました。獣医科大学の講義では臨床授業が大半の中、実際の生乳を使用して実務的実習を経験する貴重な体験になったのではないかと思います。真剣な眼差し中、学生の心意気を感じた講義でした。
この様な学生達が社会に出て活躍してくれる事を心より期待しています。弊社ではこの様な熱心でやる気のある方を随時募集しております。
(代表:梅原健治)